アッシ「あのかたまりは! きっと」

アッシ「おお~、やっぱり親分!」

吉太郎「せっかく、いい気持ちになってんのに
邪魔が入りやがったな」
アッシ「親分、逃げるとは卑怯ですぞ~」

吉太郎「また、アホなことを叫んでいやがる」

吉太郎「ずらかろう、ずらかろう」
アッシ「おやぶ~ん。待っておくんなせ~」

吉太郎「やなこった」
アッシ「そんなこと言っても、親分のやることは
わかってんですよ~」

とことことこ……
アッシ「車好きな親分、必ず匂いを嗅ぐ」

吉太郎「くんくんくん」
アッシ「車狂の親分、他の車の匂いも嗅ぐ、
そして自分の匂いをつける」

吉太郎「しゅわ~」
アッシ「かわゆい、おなごに弱い」

吉太郎「おっと……」

「一旦、通り過ぎて……。でもな、見つめられてるしな~」

じ―
じ―

吉太郎「ちょっと、ここいらで休憩とするか。
疲れたし」
アッシ「疲れたって、まだ5分も歩いちゃいませんぜい」

吉太郎「横からいろいろ口を出すなってんだ」
アッシ「口出しやすいんですよね、親分の行動って」

吉太郎「そ~お~」